.. _sec_how_to_phitsudm: ############################################################ PHITS-UDM の使い方 ############################################################ .. contents :: 目次 :depth: 2 インプットファイルの書き方 ############################################################ | [ parameters ] セクション ************************************************************ PHITS-UDM を利用するには、``[ parameters ]`` セクションに以下のパラメータを記述します。 .. csv-table :: パラメータ,値 , 説明 iudmodel ,=0 , PHITS-UDM を利用しない(デフォルト) ,=1 , PHITS-UDM を利用する 例) :: [ parameters ] iudmodel = 1 | [ user defined interaction ] セクション ************************************************************ 以下の4種類の情報を記述します。 1. 使用する相互作用の数 - ``n_int`` に代入する 2. 使用する相互作用の名前 - 対応するユーザーコード ``udm_int_*.f90`` の ``Name`` に代入されている文字列です。 3. バイアス因子(Bias)の数値 - デフォルトでは 1 を設定してください。 - 1より大きい値を設定することで、断面積が小さい相互作用の発生頻度をあげられます。その場合、発生粒子の重みが 1 以下になります。 4. パラメータ - 相互作用に対するパラメータを入力してください。 - パラメータが不要の場合は、何も入力しないでください。 - 複数個ある場合は、スペースで間をあけて入力してください。 例) :: [ user defined interaction ] n_int = 3 $ Name Bias Parameters my_interaction_1 1 my_interaction_2 100 900000 my_interaction_3 100 900000 1.1 2.2 | [ user defined particle ] セクション ************************************************************ 以下の4種類の情報を記述します。 1. 使用する粒子の数 - ``n_part`` に代入する。 2. 使用する粒子の名前 - 対応するユーザーコード ``udm_part_*.f90`` の ``Name`` に代入されている文字列です。 3. kf-code * 粒子に割り当てたい ``kf-code`` を入力してください。 * PHITSに定義されていない粒子の場合、許されるkf-codeの範囲は以下の通りです。 :math:`900000 \le \text{|kf-code|} \le 999999` 4. パラメータ - その相互作用に対するパラメータを入力してください。 - パラメータが不要の場合は、何も入力しないでください。 - 複数個ある場合は、スペースで間をあけてそれらを入力してください。 例) :: [ user defined particle ] n_part = 2 $ Name kfcode Parameters my_particle_1 900000 my_particle_2 -999999 1.0 2.0 | .. _sec_sample_code: サンプルコードの解説 / ユーザーコードの作り方 ############################################################ :download:`このノート` を参照してください。 ユーザーコードは ``Fortran 90`` で書く必要があります。``Fortran 90`` は簡単な言語であり、ユーザーコードを書くにあたって複雑な文法は必要ありません。プログラムに詳しくなくても [:ref:`user_codes`] を参考にすることで独自のユーザーコードを作成できると思います。 | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | .. (ノートに出てくる) .. * :download:`udm_int_sample1.f90 ` .. * :download:`udm_int_sample2.f90 ` .. * :download:`udm_part_sample1.f90` .. * :download:`udm_part_sample2.f90` .. * :download:`udm_Manager.f90 `